巻墨(ますみ)は、カグラバチ第6巻の仙沓寺(せんくつじ)編で登場します。
巻墨は神奈備所属の組織で、仙沓寺にかくまわれていた妖刀の契約者、座村清市を専属で護衛する部隊です。
【すみません】
「巻墨」の正しい読み方↓ pic.twitter.com/WBPwssvH49— 外薗 健 (@8rQu0DnYjkr1LUC) December 8, 2024
この記事では、巻墨のメンバー、メンバーそれぞれの人物像、なぜ座村の専属護衛をしているのかなどを詳しく解説していきます。
巻墨はどのような組織なのか
巻墨の正式名称は、神奈備御庭番・座村親衛隊「巻墨」です。
巻墨は数百年続く忍びの一族で、代々自分たちの主(あるじ)のために、自分の命を犠牲にして主を守ってきた一族です。
斉廷戦争のときに、そのほとんどが主のために死んでいきましたが、その末裔が今も神奈備の御庭番として残っているのです。
忍びは一切を「無」にできるので、身体の匂いを消し、音を消し、気配を消し、殺気を消すことができます。
そのような「無」の集団だからこそ、音や気配に切りかかる座村と唯一共闘できるメンバーなのです。
巻墨は座村をただ守るためではなく、座村と一緒に戦えるメンバーとして、専属護衛に抜擢された組織なのです。
巻墨のメンバーは?
巻墨のメンバーは3名です。
それぞれのメンバーについて紹介していきます。
1.郎(ロウ):隊長
【すみません】
「巻墨」の正しい読み方↓ pic.twitter.com/WBPwssvH49— 外薗 健 (@8rQu0DnYjkr1LUC) December 8, 2024
見た目は一番小柄で子どもっぽいが、冷静沈着、頭脳明晰の隊長。
一応20歳は超えている。
座村に憧れているのか?似たようなサングラスをかけて、
タバコに似せたお菓子のシガレットをくわえています。
2.炭(スミ)
巻墨の中で唯一の女性。
人を瞬間移動させる術式を持っているほか、医療の知識もあり、負傷した伯理を治療することに努める。
3.杢(モク)
体格が良くパワーもあるので、巻墨の中では、身体を使った戦闘能力が一番高い。
自己主張がなく、主や仲間のためなら自ら命を捧げて守り抜く忠誠心が感じられる。
巻墨の戦闘スタイルとチヒロとの関係は?
巻墨は基本的に自分たちのために戦ってはいません。
ただ主を守るために、主の目的を果たすために、自分を犠牲にしてサポートしているにすぎず、御庭番の典型ともいえる存在です。
仙沓寺での戦闘のときも、
巻墨の目的は敵を倒すことではなく、自分の主(座村)を守り抜くこと、この戦闘の場から座村を安全な場所に逃がすことを最優先にしており、
そのためならば自らの命をかける覚悟で戦っていました。

詳しくはカグラバチ6巻で!
仙沓寺での戦闘のあと、巻墨はチヒロを守るためにチヒロとともに行動を始めます。
チヒロと行動を共にするようになってから、巻墨メンバーそれぞれの人間性が描かれるようになります。

巻墨が加わったことで、チヒロの戦闘能力も格段に上がっていきます。
これからのチヒロと巻墨の共闘に期待したいと思います!