カグラバチで登場する炎骨(えんこつ)とは、神奈備に所属する香刈 緋雪(かがり ひゆき)だけが使える妖術です。

ちなみに、神奈備(かむなび)とは国を守るために作られた妖術師の組織です。
チヒロの父を殺害した毘灼が悪の組織とすれば、神奈備はそれに対峙する正義の組織となりますが、単純に「正義」と言い切れないところもあるのです。
緋雪が炎骨を使って戦闘態勢に入ると、緋雪の右手から、炎を宿した骨のような炎骨が現れます。
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妖術にもピンからキリまでありますが、
緋雪の炎骨は他の妖術とは比べ物にならないほどに破壊力が凄まじく、神奈備の中でも最高戦力と言われています。
神奈備の中でも一目置かれているのが緋雪であり、炎骨なのです。
次の項目では、炎骨の特徴についてさらに詳しく解説していきます!
炎骨の特徴とは
緋雪の炎骨は、炎を宿した骨のような形状をしています。
基本的な攻撃の技は、この3つです。
- 炎の剣となって相手を攻撃し、焼き尽くす
- 炎の盾となり相手の攻撃を防御する
- 炎の網を作って敵の動きを拘束する
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緋雪はもともと高い戦闘能力を持っており、そこに炎骨が加わることで、他の妖術とは比べ物にもならないくらい強力な破壊力を発揮します。
炎骨は、緋雪の玄力をエネルギーとして技を作り出しており、その点で妖刀と似ています。
妖刀は、刀という物理的なものに頼って妖術を作り出しており、「妖刀」とそれを振るう「契約者」が一致しないと妖術を発揮できません。
しかし、炎骨は緋雪の身体一つで生み出されるので、物理的な制限がなく自由自在に操れます。
その点では、炎骨は優れているかもしれません。
炎骨が発動するときのヒミツ
炎骨を扱う香刈緋雪は「餓者の炎骨の懐柔主」と呼ばれています。
これがどういう意味を持っているのかは、まだ作品の中で説明されていません。
私の想像ですが、炎骨は緋雪のオンリーワンの能力ではなく、
もともとの所有者=「餓者」がいて、その者と一緒に炎骨を繰り出しているように感じられます。
作品中で緋雪が炎骨を出す時に、たびたび「陸郎(りくお)」という名を呼んでいます。
「陸郎、手ェ貸せ」
第20話「神奈備の武器」より
緋雪がこう言った直後から、地面から炎骨が現れます。

時には、緋雪の指示で、炎骨の攻撃が地面から仕掛けられることもあります。
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炎骨についてはまだ詳細が不明で、いろいろな疑問が残っています。
例えば、
- 炎骨を操っているのは、本当は「陸郎」なのか
- 陸郎という人物が、餓者の炎骨の「餓者」なのか?
- 陸郎と緋雪の関係は?
など、炎骨の術そのものが何なのかはまだ明かされていません。
そもそも緋雪の生い立ちや人物像もまだよく分かっていないんですよね。

でもそれ以上は不明です…。
炎骨は異能の妖術と言われるだけあって、多くの謎が残っています。
これから徐々に解き明かされていくことに期待しています!